先週、サンフランシスコで行われていたGDCに行ってきました。
(そして今週は中旬くらいまでStomach Fluで久々に熱も出て死んでました)
GDCは去年も行ったのですが、今年は去年よりも盛況でたくさんの人が訪れてました。
今年もキーノートでいろいろと面白い発表がありましたが、その辺はニュースを見るとして、実際の会場の雰囲気としては、E3にちょっとだけ近づいているような、何と言うか去年よりも幅広い向けの展示が増えていたような気がします。とはいえ、E3よりかはまだまだゲーム関係者向けの色が濃いのですが。
目立った部分といえば、ゲームプラットフォームエンジンの展示が増えたというあたり。
去年は、Crytekエンジンなんかが目立っていましたが、今年はCrytek2の他にもさまざまなプラットフォームエンジンが展示されてました。
あと、注目だったのは、NeuroSky社の製品。
ここはたぶん会場一のすごい人だかりで、遠巻きに見つめるだけしかできず。
どういうものかというと、集中していたり、リラックスしている時に出る脳波を特定の観測機器で測定し、取得データを簡易的にゲームに応用しているというもの。
ヘッドセット形状なデバイスを装着して、集中するとディスプレイ上のキャラクターが箱を持ち上げたり、火を燃やしたりといろんなことをしてくれます。うーん、ネンリキー。
モノは下の写真みたいなやつです。
装着すると、以下のようにヘッドセットのアーム部分から伸びた脳波測定器がオデコに接触、この一点から出る脳波を測定して、データに変換し、いろいろな用途に使うというもの。この日はGDCなのでゲーム用途として展示していましたが。
ちなみに2日目も遠巻きにボーと見ていたら、スタッフの人が話しかけてくれて、後日会社に案内してくれることになり、さっそく後日、サンノゼの本社でしっかりと遊ばさせてもらうことに成功。
一つ分かったことは、「目をつぶっていないと集中とかリラックスが難しい」ということでありました。
目を開けて画面を見るとすぐに脳波が乱れる・・・うう、ゲーム画面は見たいが、見るとダメみたいな、このモヤモヤ感よ。
画面を下手に見て、「落ち着け、俺の脳波!」とイキごんじゃうとすんごい乱れ方とかして、それはそれでまた面白いんですがね。(で、それを見て笑っちゃうともうダメで、全然ゲームにならず)
でも慣れると目を開けたまま集中したりリラックスしたりできるようになるようです。
あと、これは脳波の入力装置しかなく、デバイスから出力するものは無いようなので、健康に害はないようです。
これって、ゲームで言えばWiiあたりに最適なデバイスかも知れませんな。
0 コメント:
コメントを投稿