2009/06/06

E3 in L.A.

6月2日から行われていたE3に行ってきました。

今年は2006年以来の一般公開もありということで、どんだけ盛り上がるのか期待して行ったものの、2006年に比べるとややこじんまりとした感じでありました。

ちなみに今年のGDCも去年に比べるとこじんまりしていたので、さすがに不景気なんですなあと・・・


その他、06年と比べると日本人の姿が圧倒的に少なかった所かな。㌧フルの影響でしょうけど。
私の知り合いのジャパニーズパブリッシャー達も「豚インフルで全員ストップです。イー!!スリィ!!」と言っていた。(しかし日本も既に感染者一杯いるからたいして変わらないとも思うんだけど)

会場は、Westがハード系やアイテム系でSouthがソフト系の展示。でもSouthもWestも奥の方はガラガラ。
06年は全部詰まっていて、それでもスペースが不足気味でさらにベンチャー規模の展示者数も多かったためか、ベンチャー専用スペースにもいろいろ面白いのがあったけど、さすがに今年はゲーム業界も不景気であります。という感触を受けました。

今回は、PSP GoとかXbox360のモーション入力系(これは展示はナシだったけど)が話題だったかな。
ランチの時に向かいに座ったプレスの人と話をしていたら、彼はXbox360のモーション入力が大変気に入った様子だったらしく、詳細をいろいろと教えてもらえました。

しかし、モーション入力系は既に日本のケータイでもあるし、基礎技術も数年前からあったので、あとはコンソール機にいつ搭載されるのかが注目でしたが、とうとう今年初搭載ってことで楽しみの一つ。

ただ、これ使ったゲームのテストは相当体力が必要になる気がするのは気のせいでしょうか?(笑
これまでボタン操作のみだったのが、体を使うわけですからな・・・動け!そこで無駄に動け!ジャンプしながらさらにジャ~ンプしてすかさずグレネード!とか、無尽蔵な体力が必要になりそうですが。

PSP Goは、どうもUMDが消えたっぽい・・・
これって、とうとう「販売店様切り捨てごめんネ」ということなんでしょーか?

デベロッパーやパブリッシャーにとっては朗報だな。くらいで一瞬スルーしそうになったけど、よく考えたらすごい大胆な決断。
いや、しかしいずれはこうなるのですから、先陣を切ってそれに着手したソニーには素直に拍手。(僕が販売店の人間だったら、かなりブーイングしただろうけど)

そんなこんなで今年のE3には、そんなに心躍る展示はなかったけど、ある意味「ゲームメーカーのビジネスモデルがひっそりと変わり始めた年」として覚えられることになるのかも知れません。

さて、今回のE3で個人的No.1は、M2とかいうハンドヘルドゲーム機でした。
なんというか、ちょっと一昔前の形状というか、「DS Liteの上画面取りました。しかしその分無駄に重厚にしますた」的なアピアランス。

こういうのって、毎回出てくるけど、毎度のごとくひっそり消えて無くなるため、都度カメラに収めることがもはや個人的責務にもなっています。



「ゲームが最初から100個以上入ってアルヨー」
「○○なゲームも××なゲームもできるアルヨー」

みたいな呼び込みで客足を遠のかせていたので、すんなりと撮ることができた。

ちなみに、「これってネットにはつながるの?」と聞いたら、「つながらないけど、ソフトはダウンロードできる」みたいな答えが返って来たので「???」みたいな顔してたら、「なんか、アタシよく分からないから上司を呼んでくる」と言われたので、そのまま逃げちゃった。
(今思えば、上司を呼んでもらってM2をネタ買いしても良かったかもと後悔)

その他は、ずっと某メーカーのミーティングルームでミーティング。
ミーティング後はそのままI-5をかっ飛ばしてきて、5時間半ちょいでサンノゼに着きました。